2012年2月7日火曜日

石狩挽歌

海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると赤い筒袖(つっぽ)の ヤン衆がさわぐ
雪に埋もれた番屋の隅でわたしゃ夜通し 飯を炊く
あれからニシンは どこへ行ったやら破れた網は 問い刺し網か
今じゃ浜辺でオンボロロ ...♪~。

今ではゴメも鳴かない。

対岸の灯台は「喜びも悲しみも幾歳月」に登場した石狩灯台。


ヤン衆や網外しの「出面さん達」が暖を取ったであろうバスも哀れ。
   昭和58年までここ(石狩 八幡町)から対岸(石狩 本町)を結ぶ渡船があったが
この年 石狩大橋が開通し廃止となった。  
  ちなみに、「出面さん」と云う言葉をご存じかな?
  今や、北海道人でも知る人は少ない。


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