2014年7月12日土曜日

ロールサイロのある風景。

かっては、タワー型のサイロが北海道の風物詩でしたが、今ではほとんど見られなくなりました。
すっかりロールサイレージ(正しくはロールベールラップサイロ)に変わりましたね。

本州からのお客様はこんな景色に出会うと「あらっ 素敵」 とお思いでしょう。

でもね、ここで酪農を営む人たちにとっては「素敵」なことばかりではないのですよ。

こうした大規模酪農は高齢化や後継者難もありますが、高額な機械を必要とする設備産業化しています。
だから、膨大な資金が必要なのです。
本来はそうした農家を指導、支援すべき農協(脳狂)は今や金融業者化しています。
当然のことですが返済の見通しが無ければ。・・・・・

北海道では年間200~250戸が離農しています。
この、美しい風景の裏側にはそうした現実があることを観光の皆さんに知って頂けたらと思うのです。




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