義兄夫婦が秋田の男鹿半島に住んでいるので毎年訪れている。
男鹿半島の南端に船川港椿と云う漁港がある。
そこに、標高10mほどの小高い丘「能登山」がある。
この丘は自生椿の北限地としての国指定天然記念物となっている。
この椿にはある悲恋が伝えられている。
結婚を誓った若者が出稼ぎに行ったまま帰ってこない。 娘は小さな丘から海を見て、男が帰ってくる船を毎日待っていました。
3年が過ぎ、娘は若者が帰ってこないのを悲しんで海に身を投げてしまったのです。
数年後、結婚するための金を稼いだ若者が帰ってきましたが、 娘が死んでしまったことを聞き、悔し涙を流したといいます。
若者は、土産の椿の種を小さな丘に植えると、村を去り、 再び帰ってくることはありませんでした。
植えられた椿は、生長し殖え続け、能登山すべてが椿で覆われました。
ところがです。
ここから150Kmも離れた青森県の夏泊にも国指定天然記念物「北限の自生椿」があるのです。
どうしてでしょうね・・・・・・??
札幌市 百合が原公園 温室で
にほんブログ村