銀残し 英語ではBleach bypass(ブリーチ バイパス)と云われている。
フィルムや印画紙での現像手法の一つ。本来の銀を取り除く処理をあえて省く事によって、フィルムや印画紙に銀を残すものである。
この作業により映像の暗部が非常に暗くなり、画面のコントラストが強くなるので引き締まった映像になる。又、彩度の低い渋い色にもなる。
出典
銀残し - Wikipedia
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これをデジタルでやってみましょう。
色あせたような色合いと乾いたレトロな表現の出来る技法ですが、決して難しくはありません。
大正ロマンを感じさせる映画に用いられる手法でもあります。
RAW Jpegを問わず出来きますのでお試しあれ。
Photoshopなんかなくても、お手持ちの画像編集ソフトで可能でしょう。
(最近のデジカメには予めこの機能が内蔵されているのもあるようですが)
行うことは
① トーン(調子)を高コントラストに
② 彩度を下げる。
③ 周辺光量を下げる。(程度はお好みで PICASAで簡単に出来ますよ。)
④ 粒状感を出すため、ノイズリダクションはかけない。
お好みでRGBでグリーンを少し上げるとロードムービー的な雰囲気も出るかな?
それだけです。
勿論、好き嫌いもあるでしょう。
それに、どんな被写体でも良いと云う訳でもありませんが。・・・・・・・・
あくまでもお遊びのおつもりで。……(/ω\)
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こちらが原画です。
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