2015年2月25日水曜日

今年は雪解けが早いですね。・・・

ところで、例年、春になると、義兄の住む秋田の「男鹿」を訪ねる。今年もその予定。
今年は角館の武家屋敷の「しだれ桜」が狙いなのだがは今年は気温が高く少し早いよう。
4月の20日頃が見ごろではないかと思うのだが。・・・・

ところで
男鹿半島の南端に「椿」という名の集落がある。
そこに「能登山」と云う高さが10m程の小さな丘があり、春には椿の花が丘を染める。
この「椿」は自生椿の北限として、天然記念物に指定されている。

いつの頃の話しかは知らないが、その昔、結婚を誓った若い漁師が沖に出たまま帰ってこない。
そから3年過ぎ、若者が帰ってこないのを嘆き悲しんだ許嫁の娘が身を投げてしまった。
所帯をもつ金を稼いで戻ってきた若者は嘆き悲しみ、土産のひとつである椿の種を小さな丘に植えると、村を去り、 再び帰ってくることはなかったそうだ。
植えられた椿は、生長し殖え続け、能登山すべてが椿で覆われた。 いつの頃か村は「椿」と呼ばれるようになったと云う。

今年も、ここの椿に出会えるのが楽しみ。・・・・・

ところが、青森の浅虫温泉に近い県立公園にも「天然記念物 北限の椿」の立て看板があるのですよ。どちらが本物なんでしょうね?


↓ 写真は今日 札幌 百合が原公園温室で。